猫がアレルギー?症状や検査費用、おすすめフードをご紹介!
こんにちは。
猫と暮らす上京OLです。
今回は”猫の”アレルギーについてです。
本記事でも詳しく記載しておりますが、
うちの猫は過去29種類のアレルギー持ちでした。(現在は4種類のみ)
そんなアレルギー持ち猫飼いが症状・アレルギー検査費用・薬・フード
などについてお伝えしていけたらと思っています。
愛猫がアレルギーと診断された方、もしかして・・・と思っている方のお役に立てればと思います。
猫のアレルギー症状
アレルギー性皮膚炎
初めにでた症状はアレルギー性皮膚炎。
出典:「猫さんの痒み | 動物病院 京都 ねこの病院」 https://www.seo-pro.jp/seo/how-to-best-use-quotes
写真のようなプチっとしたかさぶたが背中に出始めたのが最初です。
背中といってもギリギリ毛繕いできてしまう位置で舐めてだんだんと大きくなっていっていました。
目の痒み
アレルギー性皮膚炎とほぼ同時に出た症状が目の痒み。
出典:「猫の目のフチが赤い -4さい♂(元野良・健康診断&去勢済)うちの猫は寝- 猫 | 教えて!goo」https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9403237.html
このように目の周りが赤くなったり、頻繁に前足で掻く。
また、掻きすぎて赤くなっている部分にプツプツと小さなかさぶたもできていました。
症状がずっとあるわけではなく、シーズン?のような波があって皮膚炎や目の痒みがあるときもあればないときもあるといったのが3ヶ月おきくらいにおこっているイメージでした。
この時はまだ猫自身にアレルギーが出るだなんて考えておらず、通っていた動物病院にもアレルギー検査を勧められなかったので、動物病院から与えられた塗り薬や飲み薬(ステロイド)を与えていました。
猫のアレルギー検査
引っ越しをして新しい動物病院になった時にこういう症状があるということを伝えるとアレルギー検査を勧められたため、お願いしました
アレルギー検査費用
アレルギー検査の費用は正直動物病院や受ける検査によってピンキリです。
受けるアレルギー検査の検査項目が多ければ多いほど費用も高くなりますし、動物病院さんがどこの会社のアレルギー検査を扱っているかにもよります。
猫ちゃんに受けさせたいアレルギー検査を扱っていないと、外注することになるので費用も高くなるのだと思われます。
私の場合はかなり検査項目が多いアレルギー検査を受けた費用になります。
こちらが2回目に受けたアレルギー検査の領収書です。費用としては1万円程度でした。
こちらは3回目に受けたアレルギー検査です。
こちらの病院ではアレルギー検査項目が多いものを取り扱っていなかったので
外注となり、費用も倍の2万円になりました。
アレルギー検査結果
アレルギー検査をすると検査結果を用紙でいただけます。
こちらが1回目に受けたアレルギー検査の結果です。
受けたアレルギー検査にもよるとは思いますが、この”*”の数が多いほどアレルギー反応が強い項目ということになります。
うちの猫のアレルギー、実に29種類(絶望)
獣医さんもおっしゃってましたが、この頃のうちの猫のアレルギーはかなり多かったです。
こちらが現在のアレルギー検査結果です。
同じ会社さんに検査をお願いしているので項目もまったく同じです。
現在は4種類に落ち着いており、今アレルギー症状出ているな~っていう方もこれくらいであれば該当する猫ちゃんいるのではないでしょうか。
猫のアレルギー薬
うちの猫の症状は記述した通りアレルギー性皮膚炎と目の痒み。
それぞれに使っていた治療薬です。
アレルギー性皮膚炎のお薬
アレルギー性皮膚炎に関しては処方していただいた飲み薬(錠剤)を使っていました。
症状が3ヶ月おきくらいに出るので、まとめて(3週間分くらい)いただいていました。
費用としては3週間分くらいで5000円くらいですね。
身体の負担を考えて2種類の飲み薬を使い分けていました。
アレルギー性皮膚炎の大きさが小さかったり、少ししか症状が出ていない場合は非ステロイドのアタラックスというもの。
アタラックスを与えていてもどうしても気になって舐めてしまう場合はプレドニゾロンというステロイド薬を与えていました。
目の痒みのお薬
目の痒みに関しては獣医に相談した上で市販薬を購入していました。
使っていたのは犬チョコ目薬V
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(※必ず獣医と相談してご購入・ご使用をご検討ください。)
目が赤くなったり痒がった時にのみ使用し、こちらの目薬をしたあと半日~1日は目を掻きむしることもなく落ち着いていました。
使用方法としては人間の花粉用目薬とかと変わらない感じです。
猫のアレルギー用おすすめフード
29種類のアレルギーを持っていたうちの猫。
環境的要因(ダニやノミ、花粉など)もたくさんありましたが、
一番苦労したのは食べるものです。
魚だけ。肉だけ。であればどちらかをチキン味やフィッシュ味に気をつければ良いものの、市販のキャットフードにはほぼ必ず炭水化物(米や小麦、じゃがいもなど)が含まれています。うちの猫はその炭水化物源がことごとくアウトでした。
そんな私が使用していた(試した)フードやおやつをご紹介します。
特定の肉のみ、魚のみなら大丈夫なんだけど・・・っていう猫ちゃんにオススメのフードです。
※必ず原材料を確認し、愛猫ちゃんのアレルギーと相談して使用して下さい。
ロイヤルカナン アミノペプチドフォーミュラ
アレルギー猫といえばまず最初にでてくるフードはこれ。
ロイヤルカナンのアミノペプチドフォーミュラです。
こちらは獣医師のご紹介(動物病院コードのようなものがもらえる)がないと
ロイヤルカナン公式で購入ができないものです。
アレルギー猫と診断されるとサンプルでいただけたりします。
コーンスターチが主原料なのでとん〇りコーンのような匂いがします。
肉食の猫ちゃんからするとそそられる匂いではないようで、うちの猫はこれ単体では食べてくれず、体重もマイナス0.5キロになる始末でしたが原料としては療法食のためとても良い。こちらと次に出てくるフードを半々で混ぜて与えていました。
AATU(アートゥー)
次におすすめしたいのがこちらのキャットフード。
AATU(アートゥー)です。
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こちらは愛用に愛用を重ねたキャットフードで、原産国はスペイン。
こちらの商品の原料は85%がお肉でできており、ノーグレイン(米や麦などを使用していない)です。
肉食動物の猫ちゃんにはピッタリで、匂いも肉肉しいのでうちの猫のお気に入りです。
味の種類もチキンだけでなく、ダックやフィッシュ(サーモン&ニシン)など豊富です
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ジウィピーク(ZIWI)
こちらもドライフードで、ジウィピークです。
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こちらはかなりお値段が高いので食いつきが悪い時にトッピング代わりに少しだけ混ぜていました。
こちらはなんと原料の96%以上が生肉・内臓・貝でできています。もはや肉。
少しだけでもお肉の匂いがかなりキツく、すぐ気づいて食いついてくれます。
ドライフードなのですがちょっとウェット?(そりゃ肉だからか・・・)生っぽい感じがするので冷蔵保存していました。
こちらもチキン・ビーフ・ラム・ラム&フィッシュ(サバ)と種類豊富です。
缶詰タイプもあるので、水分補給にも良いです!
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ママクックシリーズ
おやつとして使用していたのがママクックシリーズ。
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こちらはペットショップでも最近はよく目にするようになりました。
チキンやフィッシュをそのままフリーズドライしているので余計なものが一切入っておらず、アレルギー猫には必須アイテムといっても過言ではない・・・。
食いつきが悪い時にドライフードにふりかけるのもおすすめです。
お魚のフリーズドライもあります!
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おわりに
29種類以上のアレルギー持ち猫を飼う私が経験してきたことを元にこの記事を書いてみましたがいかがでしたでしょうか。
私はこの愛猫のアレルギーを通じて、より一層飼い主というものがペットの生死を左右しているんだと実感し、改めて一つの命に対してもっと深く寄り添わねばと思うようになりました。
猫ちゃんが体調不良だと本当に飼い主まで不安になりますが、猫ちゃんのアレルギーに向き合うということは本当に毎日試行錯誤です。
この記事で少しでも猫ちゃんや飼い主さんが「なかなかうまくいかないなぁ~」と辛い時間が短くなればなと思います。
アレルギーは治るか治らないかわからないです。
ですが飼い主さんの愛が一番の治療薬だと私は思います!